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東日本大震災に伴い全国に避難されている方々のための地域情報サイト

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愛知では、保健師さんによる避難者全世帯への訪問を行います。

こんにちは。生活協同組合コープあいちの向井といいます。私が関わっている愛知県被災者支援センターと名古屋市では、6月末から10月にかけて愛知に避難されている約500世帯の個別訪問を行う予定にしています。大震災・原発事故から4年目になりますが、一人ひとりの今の健康や生活状況を直接伺い、地域でのつながりをふまえて、今後の支援策につなげることを目的にしたものです。愛知県ではこれまでにも、毎年二回全世帯にお米のお届け(飛島村などからお米が提供され、コープあいちがお届け)を行っており、登録世帯の約95%の方とのつながりを維持していますが、健康や生活状況を直接伺う全世帯訪問は初めてのことです。

約200世帯が登録している名古屋市(16区)では6月末から7月中旬までの期間で各区の保健師さんが健康調査として訪問を開始しています。名古屋市以外の市町村には約300世帯が登録していますが、7月下旬から10月にかけて、愛知県被災者支援センタースタッフと保健師さんで訪問します。

現在(7月上旬)は、そのために愛知県の防災担当職員と愛知県被災者支援センタースタッフで、避難登録がある全ての市町村の受入被災者担当部署に出向いて、個別訪問の進め方を打ち合わせています。各市町村の保健師さんの同行をお願いしていますが、難しい場合もあるため在宅保健師さんの協力を呼びかけています。

また、訪問する保健師さんやスタッフ対象の説明会を開催し、訪問目的を確認、そこで出された質問に応えるために、事前勉強会を開き震災・原発事故の影響、愛知への避難のようすや特徴的な声、支援制度などを学んでいるところです。また、名古屋市以外の市町村に登録している方には、訪問に先立って事前アンケートも実施しています。

すでに訪問をうけた名古屋市在住の二人に訪問の様子を伺いました。
福島県から避難しているSさんは「自分の話を聴いてもらえたので一時間半も話しました。地域の医療機関の情報もわかりました。保健師さんに共感してもらえて良かったです」。

栃木県から実家のある名古屋に家族三人で避難しているMさんは「栃木から避難された方はたくさんいますか?被曝の検査してますか?健康に不安はありますか?という話と児童館や図書館などの紹介でした。子育てについてなにかあれば保健所に来てくださいね、ということでした。」

愛知県には青森・宮城・岩手・福島・栃木・茨城・千葉・東京・埼玉・神奈川から避難されており、7月現在で約500世帯、1,200人弱の登録です。この訪問が、一人ひとりのこれからの生活の力につながることを願っています。

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