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東日本大震災に伴い全国に避難されている方々のための地域情報サイト

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夏休みじゃんがらキッズクラブ

夏休みの日中の子供たちの居場所・遊び・学びの場として毎年恒例になっている「夏休みじゃんがらキッズクラブ」。親戚のいない避難者ママのお手伝いが少しでもできたら…という思いから始まった夏休みのイベントです。

開催期間は7月21日〜28日までで、基本的に平日朝10時から夕方16時まで。対象は小学生を中心に、内容は事務所で過ごすものやお出かけするものなどいろいろでした。

1日目は、午前中にプラネタリウムへお出かけしました。ちょうど星座について学校で勉強したばかりという子もいて、他の子に豆知識などを披露したりしていました。午後は海の生き物観察会へお出かけしました。ナマコやカニを自分たちで見つけて触ったり、講師の方に危険なイモガイを教えていただいたり海での楽しい時間を過ごしました。

2日目は、じゃんがら会事務所に講師の先生やボランティアの大学生達を招いていろいろな工作をしました。一つ目の工作は、白い紙に適当な線を書いてお互いに交換してそこから浮かぶものを書き加えて行って完成させるものでした。子ども達の自由な発想は大人には真似できない楽しいものばかりでした。二つ目の工作は、特徴が書かれたカードを組み合わせてその人物像のお面を作ります。そして最後にその人になりきって自己紹介するというものでした。最初は恥ずかしがっていた子も最後にはノリノリでなりきって自己紹介していました。

3日目は、お出かけして三線教室に参加しました。最初は三線の持ち方もわからなかった子も最後には「きらきら星」が弾けるようになりました。子どもの成長にはびっくりさせられます!

4日目は、午前中は事務所でずんだもち作りをしました。枝豆をひとつひとつさやから出して皮をむいてすりつぶしていきます。根気のいる作業なので飽きてしまうかな?と思っていたのですが、皆楽しそうに作っていました。ずんだもちは予想以上に美味しくできて皆たくさん食べました。午後はダンボール遊園地へお出かけしました。子ども達の年齢に幅があったので楽しめるか心配でしたが、皆とっても楽しそうに遊んでいました。

5日目は事務所で夏休みの宿題をしました。夏休みの宿題も最後になって慌てない ようにみんなで集まってやると楽しいものです。課題の習字をする子どもや、読書感想文を書いている子、投票を促す啓蒙ポスターを作る子、中には幼稚園生ながら全国の県庁所在地を暗記して発表する子どももいました。将来が楽しみですね!

6日目は、海釣りにお出かけしました。釣れるかどうか心配していたのですが、皆釣れたのでよかった!…途中からスタッフも釣りに本気になっていたのは秘密です(笑)釣った魚でお母さんと一緒に魚汁を作った子がいて画像を送ってくれました。おいしそうにできて良かったね♪自分で釣った魚はきっと美味しさも格別でしょうね!

子どもだけで参加して友達と楽しい時間を過ごした子も、親子で参加して一緒に思い出を作った子も、キッズクラブでの経験をお家に持ち帰って家族と分け合った子どもも、じゃんがらキッズクラブが子ども達の夏休みの楽しい思い出の1ページになれば嬉しいです。

避難者支援のための市民理解と啓発

とっとり震災支援連絡協議会(鳥取県鳥取市、川西清美代表)では、年間を通して県民向けに避難者の声を届ける啓発事業を30回程度行っている。

啓発先は、小学校・地域公民館・企業・業界団体など多岐にわたる。その際に集まってくる人たちも種々雑多である。小学校への出前授業に目を輝かせて聴いてくれる子どもたち、公民館に集まってくる町内会の高齢者の方々、深く頷きながら聴いてくれる企業戦士たち・・・。本当にいろんな人たちが深く理解を示し聴いてくれる。

啓発は、支援者と避難当事者のコンビである。支援者は広域避難の現状・避難者の生活状況・避難者の声などを・・・。避難当事者は、震災当時のリアルな様子やご自身の感想、避難に至るまでの心の動きや避難そのものの具体的動きなどを・・・。

この啓発事業に至った経緯と思いを「とっとり震災支援連絡協議会」佐藤事務局長に聴いた。

『支援をしていく中で聴いた避難者の声の中に「地域にとけ込みにくい」というものがありました。県民(地域住民)は、東日本大震災の避難者が鳥取県に避難してきていること自体を知らなかったのです。これは一人でも多くの人たち(県民)に避難者がいる事実、避難者の方々の様々な思い、支援に協力してほしいこと等などを伝えていかなくてはと思ったのです』(佐藤事務局長談)

とっとり震災支援連絡協議会は、避難者支援の全てを鳥取県からの委託事業によって行っている。この委託事業の中に「啓発事業」を組み込んでいった。支援者はボランティアで、避難者には委託金の中から謝金を支払う形で平成25年度からスタートした。

自治体からの委託事業を1年でも長く継続させるためにも、この啓発事業は実は大切だったことに後になって気づく・・・。

県費(税金)で支援事業を行っている県執行部からすれば、予算を通すためには議会の承認が必要である。議会承認してもらうためには議員の理解、更に議員を選出する県民の理解が必須である。啓発事業を続けることによって、地域住民(県民)の理解を広げ、それが議員の耳に届き、県費を使って避難者支援を行う必要性を議会で承認してもらう(応援してもらう)ことに繋がっていくのだ。

鳥取県の例を見て明らかに分かることは、避難者支援には地域住民・受け入れ先自治体の理解や協力が大きな力になるということである。

時間がかかるし、効果の程が見えにくいという障壁はあるものの、震災後5年以上が経過した今、「風化」を防ぐ意味でも、支援を継続していく意味でも「地域住民に対する啓発」は全国で広げていくべきものではないかと思う。

久しぶりの「ANPAN☆NIGHT(アンパン☆ナイト)」を開催して思うこと。

3年前に市民活動プラザ・星園から引越しした、今のみちのく会の事務所の目の前には“アンパン道路”という通りがあります。

1911年(明治44年)に地元民も参加して全長約2.6キロメートルの道路建設工事が行われ、道路工事に従事した兵士に間食として「あんパン(現在の月寒あんぱん)」を配布したことから、この道路はアンパン道路という通称で親しまれています。

そのアンパン道路の名にちなんで名づけられた、みちのく会の夜会、ANPAN☆NIGHT(アンパン☆ナイト)。以前は、月1度のペースで行っていた夜会も、近年は不定期開催となっていましたが、前回から半年ぶりの6月24日(金)開催されました。ANPAN☆NIGHTは、ご縁を頂いて繋がった、会員、団体、行政の方々や、いつもお世話になっている応援団の方々にも感謝の気持ちをこめて開催しております。

お料理のプロでもある会員さんとおもてなし料理が得意なスタッフがメニューや飾りを考えたり、手作りクッキーやお酒やおやつの差し入れをくださった会員さん、料理中のスタッフに飲み物をご馳走してくださったお客さまなどで、温かいお心遣いやお心配りが行き交う、ここちよい場所となりました。今回もたくさんの方にお越しいただけ、喜んでいただけました。

「ふるさとのような、みちのく会」があることは、少なからず、会や会員と支援者をつなぐ、交流の役割は必要であり、大事な機能なのだと感じます。

事務機能が存在すれば、イベントも、場所も、人員も、連絡も取れる。発案する。実行する。全てが行えるのは本当に素晴らしい事ですが、長期化した組織の中では変化も起きはじめます。個人情報の観点から、会員の誰もが事務運営にあたれるわけでもなく、当事者での団体運営は厳しさが加速していくばかりです。

人のつながりが安心を生んでいく状況の中、歴史を知る事務員が少数になっていくと、どこかに負担やしわ寄せはやっていきます。誰もがその状況を望んでなくとも、結果がそうなってきてしまうことは回避できそうにありません。自分じゃないからと誰かにその負担を大きいまま引継ぎしていくことはできません。継続性という事だけで、存在意義のないまま事務機能を残すようなことになっては、せっかくの「ふるさとづくり」組織が曖昧になり、客観的に見て否定的にとらえられてしまう事は、不本意になってしまいます。本末転倒です。

自助活動の中で、お互いのニーズを共有しあい、無理なく遠慮なく距離感をとって付き合う。震災直後、見通しのつかない中で生まれた自助組織は、どのようにカタチを変化させていくのか、大事なものを大切にする為の決断と理解が必要で、人間の本質としての部分がそこに問われていると感じます。

人々が行き交い、夜会の窓の光を受けてきた、アンパン道路は時代を照らした思い出の道となりそうです。

今年度はこれ!!発案者実践型小規模交流会

漢字ばかりで硬いですが、今年度は発案者実践型小規模交流会を3回実施します。内容は、字のごとく、『こんなことやりたーい。あんなことやりたーい。』と言った方が企画者となり、日程、場所、内容、対象者、広報などの準備から当日の進行までしていただく交流会です。一人の避難者の声を大切にし、企画すると、『実はうちも、うちも』と何人か参加者が集まります。そして、次回は、その中から、『こんなことやりたーい。あんなことやりたーい。』という声が生まれ企画していただくというイメージです。この交流会の目的は単に避難者の自立や自主性を求めているもではなく、あなたの声をしっかりと聴いていますよ、受け止めていますよ。ここは、安全な場所ですよ。あなたの居場所にしてくださいという意味合いの方が大きいです。同じ気持ちの方はいるはずだから、我が子のための企画でもOK。避難が長期化する避難者たちとつながっていくために、いろいろと模索していましたが、4年間の活動を通して、実感している3種の神器があります。1つ目は情報提供(手紙のやりとり)、2つ目は個別訪問、3つ目は小規模交流会です。これが壊れると避難者との信頼関係が崩れ、二次被害、三次被害につながる可能性も生まれてきます。

前置きが長くなりましたが、6月26日に、避難・移住者家族の親子交流会を実施しました。場所は、雑貨ダイニングCafe「はじめのいっぽ」です。この店は、福島県南相馬市から愛媛に避難したお母さんが、今年オープンしたお店です。もちろん、発案者はこのお母さん。内容もすべてお任せし、参加者を楽しませてくれました。

お昼ご飯を子どもたちとみんなで作って食べました。この日のメニューはフレンチトースト。ホットプレートをみんなで囲みました。そこで、一人の参加者さんが「子どもの好き嫌いがあり、ご飯を食べてくれない。お菓子で済ましてしまう日もある。給食の方がおいしいと言われてショックだった。楽しそうに食事をしている姿を久しぶりにみたような気がする。」と話し始めました。周りの参加者は、色々とアドバイスしたり、励ましたり、その方の話を一生懸命聞こうとしています。よい雰囲気になったところで、「では、次回は、その子の好きな料理をみんなで作ってみんなで食べよう」という企画が発案されました。「みんなで食べる」というのが大事だね。と参加者みんなで共有し、次回の企画もまとまりました。

一方、子どもたちは、夏休み前ということで、「夏休みに福島のおばあちゃんの所に行くんだ。」とか、「来年、中学だから福島の学校に行きたい、夏休みに見学に行くんだ。でも、お父さんがダメって言うんだよね〜」とか子供たちもそれぞれ話したいことはあるようで、子どもの話にもしっかり耳を傾け、親ではない一人の大人としての考えを伝えました。ご飯を囲むと自然に次から次といろんな話が出てきます。話を聞くよと構えず、何気なく出る言葉の方がとても自然だなと思いました。

お腹がいっぱいになったら、デザートをということで、かき氷を子ども達で作り、お腹がいっぱいになったあとは、体を動かしたい!ということで、公園に繰り出しました。公園でのびのび走り回った後、図書館組とお買い物組に分かれて、思い思いに時間を過ごした後、夕ご飯もみんなで食べました。長靴の中の砂をお店の床にぶちまけるなど、少々わんぱくな子もいましたが、みんなで食べるご飯は、とてもおいしかったです。

食べ終わった後、表にあった噴水で遊び始めました。水の持つ子ども達をトリコにする魅力は、本当にすごいです。はじめは濡れないように上手に遊んでいましたが、みんなで遊んでいるうちに、濡れることも楽しくなったようでした。帰るころには、全員びしょぬれになってしまいました。ちょうど寄付してもらった子供服を持っていたので、駐車場でみんな着替えて、無事帰路につきました。

子ども達が、「もっとこういう楽しい時間があったらいいな」と言っていたのが印象的でした。次回の交流会も楽しみです。

『じしゅひなんママのきもちが奏でる〜ぽろろん♪〜』の活動

こんにちは。地域調整員の関東甲信地域を担当するとみおか子ども未来ネットワークの金子です。今回は、埼玉県内で活動する『じしゅひなんママのきもちが奏でる〜ぽろろん♪〜』の活動を紹介します。

7月24日(日)、川越のビアガーデンで行われた『ぽろろん♪』の暑気払いに参加させていただきました。この企画は、以前開催されたバーベキューの際に、普段はあまり参加しないお父さんたちの、「飲みながら話のできる場があったら嬉しいな」という声から実現したそうです。そんな経緯から開催された暑気払い。お父さんやお子さんたちも一緒に参加し、色々な話をしながら楽しい時間を過ごすことができました。

『ぽろろん♪』は、埼玉県内に避難している自主避難のお母さんたちと埼玉のお母さんたちで作った集まりです。この『ぽろろん♪』では、年2回の情報誌『「お手紙ですよ ぽろろん♪』の発行を中心に、メーリングリスト等による情報交換や、毎月11日に埼玉県各地で、お茶を飲みながらの交流会『ぽろろんの時間』を開きながら、同じ立場で生活するお母さんたちのつながりづくりをしています。

この会の参加者のほとんどが自主避難のお母さんたちです。来年3月には住宅供与期間が終了し、次の住宅を探さなければならない状況の方も多くいます。震災から5年が経過した現在まで、子どもたちの健やかな成長を願い、生活環境を整えようと懸命に過ごしてきていました。今生活する場所を離れること、住宅を移ることだけでも負担は小さくありません。これまで積み重ねてきた子どもたちの学校環境や人間関係。そういった生活する上で大切なものを、また一からつくらないといけない状況や、避難に関わる不安などは、どなたにとっても想像以上に大変なことです。

そんな状況があるからこそ、『ぽろろん♪』では、同じ想いで生活するお母さんたちを待っています。自主避難のお母さんたちにむけて「ひとりじゃないよ」と発信しつづけることで、ひとりでも多くの自主避難のお母さんたちと出会い、少しでも「つらいこと」「迷っていること」「悩んでいること」「これからのこと」 などを、気軽に話し合える場をつくっています。それは『お手紙ですよ、ぽろろん♪』や実際に開催されている交流会からも、あたたかいメッセージを感じることができます。普段は周りに気を遣っている方も、きっと同じ立場の方だからこそ話せることがあると思います。1人で悩まず、まずはぜひ1度『ぽろろん♪』の扉をあけてみてください。きっと温かい笑顔で迎えてくれますよ。

更に詳しい、『ぽろろん♪』の活動は、ホームページ上から『お手紙ですよ、ぽろろん♪』をご覧ください。

震災から6年目に想うこと

秋田の畠山です。先日、秋田県避難者交流センターの「ちくちくの会」を訪ねました。「お茶を飲みながら、ゆっくりとぞうきんを縫いませんか?心を込めて縫っていただいたぞうきんは、被災3県にお届けしています。」こんな案内文書でお声かけをし、集まった方々が手を動かしながらお話をする。何気ないこんな時間が癒しの時になっているようです。利用者の方は気兼ねなく気が向いたときに立ち寄れる、そして誰かと話ができる、こんな場所があることがとても救われます。何かあったらここがあると思うと安心です、と。

時間は経過していきますが不安や悩みは次々に押し寄せます。かたちを変えても支援の継続はまだまだ必要だと実感しました。

秋田県避難者交流センターの支援相談員からお話を伺いました。

このセンターの仕事に携わって今年で5年目を迎えますが、今年はなにか違うと感じます。以前は避難者が自主的にグループを立ち上げてイベントに参加したり、活動したりする形が目立ちましたが、最近は少なくなりました。避難者のそれぞれの暮らし方、家族の在り方が変わったことが理由だろうと思います。これが時間の経過という事なのでしょう。平成29年3月に住宅支援が終了する予定ですが、これからどうするのかが課題です。避難者の自立に向けて何ができるのかを、今後よりいっそう考える必要があります。

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【秋田県避難者交流センター】

「コーヒー&ニット IVY(アイビー)」のお店を訪ねました。

「コーヒー&ニット IVY」は、震災発生以後、チャリティーフリマの開催や、避難者の方の手作り作品の展示販売、交流会でのコーヒーの提供など、避難者の方に寄り添った支援を続けています。オーナーの高畑さんは、「避難者の方たちが手作りを通して、長引く秋田での暮らしに少しでも、楽しさや生き甲斐を見つけてくれたら。大切なのはできるだけ長く支援活動を続けていくことで、手作り作品が避難者の自立へとつながるように、これからもサポートを続けていきます。」と話してくれました。それぞれの立場で支援の仕方に違いはありますが、避難者も支援者もみんなで助け合っていきましょう。

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【コーヒー&ニット IVY 高畑オーナー】

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【避難者の方々の手作り販売品】

「FOR子ども支援基金〜広域避難の子どもたちの夢の実現を!」第1回贈呈式

少し前の出来事のレポートとなりますが、5月8日(日)に、愛知県、岐阜県、三重県に避難している子どもたちの「夢や願い」を叶えるための品物を贈る「FOR子ども支援基金〜広域避難の子どもたちの夢の実現を!」第1回贈呈式を行いました。

「FOR子ども支援基金」とは?

東日本大震災および原発事故による、家族と離れての避難生活や、お友だちに別れの挨拶ができないままの避難、避難先が変わる度に学校が変わるといったことは、子どもたちに大きな負担となりました。そんな中でも5年以上の月日が経過し、避難してきた時は小さく幼かったお子さんも、今では小学生、中学生、高校生と、確実に成長しています。そして、支援活動の中で、見違えるほど大きくなった子どもたちとの会話の中から、こんな声を聴いていました。

「来年から中学生。部活は吹奏楽部に入ってトランペットを吹きたい。」
「自転車が小さくなったけど、弟もいるし、買ってといいづらいの。」

そんな子どもたちの身近な願いや将来の夢を応援するため、レスキューストックヤードでは、市民の方々や企業、団体から寄せられた寄付金を原資に、東海地域に避難されているお子さんを支援する「FOR子ども支援基金」を創設。「身近な願いや将来の夢」をテーマに作文(小さいお子さんの場合は絵)を募集し、選考委員会の選考を経て、学用品、楽器、スポーツ品等、願いを叶えるために必要な品物をプレゼントする事業を企画、今年度からスタートしました。

贈呈式の様子 〜子どもたちのいろんな夢・願い〜

今回の募集では、5歳から15歳までの19人に「夢や願いを叶えるために必要となる品物」を贈ることになりました。贈呈式では、少しだけ緊張しつつも、子どもたちは選考委員から目録を受け取ると、とっても素敵な笑顔を見せてくれました。選考委員からは「贈り物は多くの善意で可能になっています。次は誰かにその善意をリレーして欲しいです。」という言葉もありました。

子どもたちが描いた「夢」

  • 地震の後、たくさんのみなさんの優しさを感じ、世界の人々を支える活動をするため、本気で勉強したい。
  • 震災で落ち込んでいた私を笑顔にしたのはフラガール。私の将来の夢は、フラガールになって全国に笑顔と勇気を届けること。
  • 釣り好きだった福島のじいちゃんとは遠く離れてしまったけど、釣りを覚えてじいちゃんの笑顔が見たい。
  • プロのスケートボード選手になって、お母さんやみんなを笑顔にしたい。
  • 手芸が大好き。得意のミシンで家族や友だちに喜んでもらえるものを作りたい。
  • 兄弟みんなで使う机が欲しい。

県外避難者が抱える課題は、まだまだ解決していないことばかりですが、そんな中でも子どもたちには、応援している大人がいることを知ってもらいたいと思います。「FOR子ども支援基金」は、今後5年間続けていく予定です。

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沖縄じゃんがら会 平成28年総会を開催いたしました

平成28年6月4日(土) 福島避難者のつどい 沖縄じゃんがら会の総会を開催いたしました。

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総会は第一号議案から第七号議案まで報告・決議されました。

第一号議案 平成27年度事業経過報告
第二号議案 平成27年度収支決算報告
第三号議案 会計監査報告
第四号議案 平成27年度事業方針及び事業計画(案)
第五号議案 平成27年度予算(案)
第六号議案 平成27年度新役員選出
第七号議案 構成会員(賛助会員)の追加について

今回の沖縄じゃんがら会の総会には、出席人数31名、委任状提出200名の会員の参加をいただき、議案は出席会員の3分の2以上の承認を得られ、総会は滞りなく閉会しました。

今回は特に、新しい第七号議案の構成会員(賛助会員)の追加について活発に意見が交わされました。そしてこの議案については、早急に会則の修正が必要とのことで、早速次の役員会の予定が組まれることになりました。

また、今回新しく入った男性事務局員から、じゃんがら会のイベント参加者は母子など女性が多いことから、男性の会員に呼びかけて男性の悩みや相談にも答えて行きたいという案が出ました。

総会には年に一度ということで、普段はなかなか足を運んでいただけない遠方の方も多く出席していただきました。また、今回初めてじゃんがら会の集まりに参加された方や、今回新たにじゃんがら会の会員登録をされた方などもいらっしゃって、とても有意義な会になったと思います。

総会の後は出席者たちで交流会を開きました。

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総会に参加する大人と一緒に来る子どもたちのスペースもあり、老若男女それぞれが狭いながらも同じ事務所内で楽しい時間を過ごすことができました。

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また、事務所の一角では、宮城県からの避難者によるもみほぐしサロンe-an:be(いーあんびー)の無料体験会も開催され、以前から興味はあったけど体験したことが無かった人などで大にぎわいでした。

交流会では、久しぶりに会った方も初めて会った方も和気あいあい和やかな雰囲気でした。終了時刻が過ぎても名残惜しそうに話をする会員さんたちが印象的でした。

今回は総会という形でしたが、今後もこういった会員さんたちが交流できる場をできるだけ多く設けたいと思いました。

「関西広域避難者支援センター」設立

今年6月、「関西広域避難者支援センター」が設立されました。事務所は大阪市内の大阪ボランティア協会にあります。

このセンターは、兵庫県の支援団体「三田を知る会」、大阪府の支援団体「NPO法人千里すまいを助けたい!」と「チームおせっかい」、奈良県の自助団体「奈良県被災者の会のまはら」、近畿の自助団体「まるっと西日本」の5つの団体で構成しています。5団体は、これまでそれぞれのエリアで学習支援、交流の場作り、住まいの相談、情報紙発行や情報配信、訪問、交流会開催などで関西の避難者へのサポートを継続してきました。今年は連携して、それぞれの得意分野を共有しながら、常設窓口でも暮らしの相談に応じます。

「福島県の支援策等については、福島県避難者支援課・生活拠点課や、『ふくしまの今とつながる相談室toiro』(TEL 024-573-2731)へ問い合わせ出来ますが、最近の相談は、ほとんどが今住んでいる場所での『暮らしの相談』です。震災と原発事故をきっかけにやむなく関西へ避難された方々の、関西での仕事、子育て、教育などの暮らしや住まいの相談にこそ、関西の私たちが応じることが出来ると思っています。住宅支援が終了した後の新たな住まい探しなどの相談も増えています。」と構成団体のみなさん。

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阪神・淡路大震災の被災者に「よろず相談」としてよりそい活動を続けたNPO法人「よろず相談」理事の牧秀一さんは、WEBサイトや今年3月に関西学院大学で行われたシンポジウムで、「復旧復興のなかで、『人の支援』は見落とされがち。私たちの『よろず相談』は、専門家による治療やサービスではありません。普通の人として『なんとなく、ずっとそばにいる』ことで心を開いた本音の会話を交わせる。見守りや寄り添いは、派手な支援イベントではないが、最後まで残る大切な活動。見守る方法は訪問や面会だけでなく手紙や電話でも出来る。」と、長期間見守り続ける支援の大切さを教えてくれました。

また、関西広域避難者支援センターには、阪神・淡路大震災で被災した経験を持ち、東日本大震災による避難者への支援活動を行っていた2名も、メンバーとしてかけつけました。

「私たちは完璧な専門家ではない関西の住民。でもみなさんのそばにいて一緒に考え、少しでも今の暮らしを改善できることを一緒に探す存在になりたい。関西広域避難者支援センターは、東日本大震災や原発事故による避難者に寄り添い、伴走する存在として、関西へ避難された方々の力になりたいと思います。」

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「避難されている方々へ」2016年度ブログ始まります。

みなさま、こんにちは。JCN広域避難者支援担当の杉村です。今年度も各地に地域調整員を配置し、避難されている方々や支援団体の状況をみなさまへお届けしていきたいと思います。よろしくお願いします。

今年度は住宅の供与期間の終了や避難指示解除準備区域や居住制限区域の段階的な解除などもあり、避難者さんにとっても、支援団体にとっても重要な年になることは間違いありません。今年も各地での取り組みを紹介しながら、避難されている方々へ様々な支援活動情報を届けて参りたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

今年度は以下のメンバーでブログを更新していきたいと思います。
※ブログは毎週月曜日に更新していきます!

  • みちのく会
  • NPO法人あきたパートナーシップ
  • NPO法人とみおか子ども未来ネットワーク
  • NPO法人レスキューストックヤード
  • 東日本大震災県外避難者西日本連絡会(まるっと西日本)
  • 中国5県支援ネットワーク会議
  • NPO法人えひめ311
  • 福島避難者のつどい沖縄じゃんがら会
  • 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

文責:杉村

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